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日本の写真家丹野清志の写真集「路地の向こうに」。1944年に福島に生まれ、東京写真短期大学(現・東京工芸大学)卒業後、農村雑誌「家の光」の取材を通じて、日本列島各地の都市と農村をまわり、「人」「環境」「生活」「風土」を撮り続けてきた丹野清志。1970年以降はフリーとして活動を続けながら、風の吹くまま気の向くまま日本列島津々浦々をカメラを片手にあてのない旅を続けるスナップ写真の名手。写真集としては「村の記憶(1975) 」「個人誌・丹野清志写真ノート(1981)」等があり、「カメラ入門(1979)」「散歩写真入門(1991)」等、写真の面白さやスナップ写真の魅力を伝える著作も数多く刊行しています。本書は、1979年に刊行された2nd写真集で、都内で撮られたスナップで構成された一冊。図版を通して「ヒト」「マチ」をこよなく愛する写真家の人間味に溢れた心情が強く伝わってくる味わい深い作品集です。