夢の棲 / Nest of Dreams

和久　六蔵 / Rokuzo Waku

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日本の写真家和久六蔵の写真集『夢の棲 / Nest of Dreams』。1957年大阪に生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業後フリーランスとして活動を続ける和久六蔵。1980年代に個展・グループ展で写真を発表しているものの、目立った活動経歴は有しておりませんが、近年蒼穹舎より2nd写真集『Pathography / 荼毘の夏』が刊行され、エキシビジョンも開催されています。本書は、1990年に発表された1st写真集。ダンサー、ボディビルダー、芸人、演劇役者、刺青女優、AV女優、熟年ラガーマン、赤ちゃん人形を抱く男、スイミングクラブの婦人たち、など一見奇妙な人々のポートレート。発行人である晩聲社の創立者和多田進の言葉を借りれば「不思議な明るさとともに映し出された人間の『恥部』こそが、この写真集の核心であることに違いない」。ダイアン・アーバスらを想起させる「美しさ」と「醜さ」との化合によって生まれた見る者を惹き付けてやまない「荘厳な」ポートレート集。

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倉田　精二 / Seiji Kurata、Diane Arbus
＜Condition＞ ジャケット：少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
本体：天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ、縁少イタミ