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日本の写真家・川田喜久治(1933-)の作品集『Japan, 1951–1960』。東松照明らも属した写真集団「VIVO」のメンバーであり、戦後日本写真の重要人物として知られる川田喜久治。本書は、2014年にアメリカのNazraeli Pressより刊行された「Six by Six」という6冊セットの限定本のVol.3として刊行された一冊の単体本です。1951年から60年にかけて、日本各地で撮影された白黒写真25点が収録されています。戦後の混沌と再生が色濃く映し出されたストリートや風景、日常の断片が並び、時代の空気と静かな祈りを感じさせるビジュアル・ドキュメントとなっています。『地図』(1965)や『ラスト・コスモロジー』(1995)で「写真という記憶装置」の可能性を探求してきた川田ですが、本書はその起点にも通じる原点的な試み。写真家サイン入り。