Ved Døden

Krass Clement

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デンマークの写真家クラス・クレメントの写真集「Ved Døden / At Death」。ヨーロッパを代表するドキュメンタリー・フォトグラファー。美術家の父とピアニストの母という芸術家系に生まれ、パリで育ち、スチール写真・フィルム撮影で培った芸術的センスと、地元デンマークの哀愁漂うメランコリックな作風が特徴的で、モノクロを通して研ぎ澄まされた「美」を表現することに秀でた名フォトグラファーです。本書は、1990年に刊行された作品集で、「Drum(1996)」「Langs Vinden(1998)」らと並び称されるクレメントの知られざる初期代表作で、実母の「死」を描写したパーソナル・ドキュメンタリー。病院で治療を受けながら死を待つ様子から、死後の検死・解剖、そして葬儀・火葬までの一連をカメラに刻んだクレメント。親愛なる母の死を、どのように受け入れ、そしてどのような心情で写真に収めていったのか。。息子としての優しい愛情と写真家としての鋭い眼差しが交錯する緊張感の伝わるノンフィクション・ストーリー。Parr & Badger Vol Ⅲ掲載。

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＜Condition＞ 本体：表紙少スレ、背ヤケ、裏面プライスシール
ページ余白少ムレ、その他経年並み