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戦後日本を代表する写真家の一人である橋口譲二の作品集『ひと夏 「ファザーファッカー」The Photography』。「社会」「人々」との対話を通じてメッセージ性の高い作品を数多く残してきた日本を代表するドキュメンタリー写真家・橋口譲二。ベルリンの壁崩壊前後から当地を訪れては都市・人々の変容を追い続け、国内では「不良」「若者」「父」「職」などをテーマに、対象と真っ正面から向き合い、内的メッセージの肖像を通して発し、現代社会への提言を続けています。本書は、内田春菊の原作映画『ファザー・ファッカー』の撮影現場に立ち会うべく、長崎県の早岐地域に滞在して、同映画に出演した桃井かおりらを撮影したポートレートで構成されており、ノンフィクションを追い続けてきた橋口が、はじめてフィクションを創出した、ファザー・ファッカーのもう一つの世界が描写されています。帯欠。