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フランスの女性写真家でフォトジャーナリストとして活動するサラ・キャロン(1972-)の作品集『Pakistan / Land of the Pure』。南仏のエクス・アン・プロヴァンス生まれ、学生時代はバレエダンサーを夢見ていたそうですが、スペイン及びラテン・アメリカ文明の修士課程において、マグナム・フォトでも活躍したスペインの女性写真家Cristina Garcia Roderoの作品と出会い、サラは写真の道へと進むことを選びました。写真通信社Gammaにも所属し、キューバを皮切りに、インド、パキスタン、ボスニア、カメルーンなどを旅してまわり、長期プロジェクトを遂行してきました。本書は、2007年から2009年頃にパキスタン国内で撮影された図版で構成されており、戦争と平和、優しさと暴力が交錯する日常の一コマをダイナミックに収めています。