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日本を代表するフォトグラファー、荒木経惟の作品集『包茎亭日乗 完』。2024年6月号の雑誌『Switch Last Waltz 写真の夜明け、写真の果て』で、荒木の近作が発表されました。病室のベッドから撮られたというポラによる風景です。2000年以降、右目の失明、脳梗塞の一歩手前、そして直近では背中の手術を行い、現在はリハビリ中ながら、病室より撮影を始めているという荒木。その荒木を励まし、撮影を促すSwitchの編集長・新井敏記。これまでにSwitchは、数々の荒木特集を手掛け、時代時代に進化する荒木の魅力を「コトバ」で記し続けてきました。荒木自体も「コトバ」上手で、荒木語なるエロ単語やユニークなテキスト表現は素晴らしいところですが、本書はそんな荒木が、2000年代初頭に雑誌『噂の真相』で続けた名物連載をまとめた作品集で、444点の写真と手書きの原稿が収録された分厚い一冊です。