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日本を代表する写真家で、編集者でもある都築響一の作品集『ゆびさきのこい / Outsider Photography in Japan』。『POPEYE』『BRUTUS』といった雑誌での編集でも活躍した都築の視点は鋭く、そして訴え方も大変ユニーク。そのアート感覚とアウトサイダー感覚のバランスは見事で、自身の写真集『Tokyo Style』を始め、これまでに数々の名著を送り出していますが、本書も都築らしい「アウトサイダー・フォトグラフィー」。バイトで掃除に当たった大型施設のダクトとの出会いを機に、様々なダクトを写真に収めた木原悠介、都築が生前時から絶賛していた関西のヌード写真家・北村公、M男の男性たちを自身の股に挟んでカメラに収めたmimi、さらには障害を持つ方々が、独自に生み出したコラージュや、コピー機を使ったカメラを使わない写真などなど、都築らしい独自の視点から、カメラの面白さや写真の可能性について言及した稀有な一冊です。