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90年代のファッション界を席巻した雑誌『Purple』の創設者の一人である編集人エレン・フライスの写真集『Fifteen Hours from Paris』。パートナーであるオリヴィエ・ザームと始めたPurpleプロジェクトは、マルタン・マルジェラやヴィクター&ロルフといったコレクション・ブランドの人気を創出し、ヴォルフガング・ティルマンスやマーク・ボスウィックといったアーティスト肌の写真家の台頭を導きました。元々ギャラリーオーナーの娘であったエレンは「現代美術」を基盤としており、オリヴィエも含めて、一般的な「ファッションからアートへのアプローチ」ではなく「アートからファッションへのアプローチ」が、Purpleのような唯一無二の作品を生み出した要素の一つかもしれません。ちなみにエレンは、98年頃より自身で写真を撮り始めており、日常や旅の一コマをカメラに収めていますが、こちらは、エレンが撮影した「パリの15時間」を、オリヴィエ・ザームと女性アーティストでPurple Journalの芸術監督も務めたレティシア・ベナト(Laetitia Benat)へ宛てたイメージで構成された小さな写真集です。