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日本の写真家・中居裕恭の写真集『北斗の街 遡上の光景』。1955年青森県・八戸市に生まれ、八戸工業大学中退後、1976年よりワークショップ写真学校細江英公教室にて写真を学びます。卒業後は森山大道や北島敬三が所属していたギャラリーCAMPの活動に参加して個展等を開催、帰郷後は「ギャラリー北点」を八戸市に開設して主宰、またフォトギャラリー「Place M」の運営にも携わっています。生涯、八戸と向き合い続け、震災後の東北に思いを寄せて活動を行っていましたが、2016年2月大動脈瘤破裂により急逝した中居裕恭。本書は、1991年に刊行された作品集。上京して長らく離れていた故郷に想いを馳せ「生まれた土地を撮りたいと思った」という衝動のとおり、好奇心と愛に満ち溢れたランドスケープやスナップの数々。