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アメリカを代表する女性写真家テリ・ワイフェンバックによる写真集『Giverny - A Year in the Garden』。1957年生まれ。メリーランド大学で絵画を学んだ後、70年代より写真制作を始め、自然風景をモチーフとして作品を制作してきたワイフェンバック。絵画のように鮮やかな色彩、ピンポイントで当てられたピントが特徴的で、これまでに出版された写真集は高い評価を得てきました。2014年には川内倫子との展示『Gift』が行われ、2017年にはIZU PHOTO MUSEUMにて自身初となる大規模個展「The May Sun」を開催するなど、日本でも人気の高い写真家です。本書は、美術史における「印象派」の歴史について伝えるべく、92年にクロード・モネゆかりの地としても有名な「ジヴェルニー」に建立された印象派美術館の庭園を、1年かけて撮影されたイメージで構成された一冊。庭園は、歌手・画家を経て、自分の家に作った庭の素晴らしさを機に、ガーデナーとして名を馳せるようになったアメリカ出身のMark Rudkinによる造園。一際美しい植物の数々に魅せられる一冊です。