Tokyo 1961（Japanese Edition）

William Klein

Google Translate
20世紀を代表するフォトグラファー、ウィリアム・クラインの作品集『Tokyo 1961（Japanese Edition）』。クラインが50年代から60年代に立て続けてに発表した都市シリーズの写真集。それは「New York」から始まり、「Rome」そして3冊目がこの「Tokyo」です。ニューヨークは自身が暮らす地域。また当時ニューヨークの人口の1/3はイタリア人であり、自身もイタリア語を話すことから、ローマでも不安なく写真を撮ってきたクラインが、初めて未知の地となったのが「東京」でした。話している言語も、書かれている文字の意味も全く分からず、生まれて初めての状況で、ただただ「直感」を頼りに写したのが「東京」であったそうです。「全てのものが見るべきものであるが、何一つ解釈することはできない」という環境下で捉えた、クラインの感性剥き出しの作品集。2014年にははAkio Nagasawaより復刻版が刊行されていますが、こちらは1964年刊行の初版本、造型社からの日本語版です。

＜Related Artists＞ William Klein、Daido Moriyama
＜Condition＞ 本体：カバー少キズ・少ヨゴレ・少イタミ、天・地・小口少ヤケ