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こちらは日本の女性写真家で2009年に自ら命を絶たれた清野賀子撮影によるカタログで、発行はコム・デ・ギャルソン。当時個展まで開催されたか否かは不明ですが、ギャルソンが定期的に顧客に郵送するシーズンDMと思われます。清野は90年代半ばより写真をはじめ、それまでは編集者として活躍され、一説では川久保玲が清野の写真の才能を見出し写真家への道をすすめたとも言われています(詳細不明)。但し、96年に清野が初の個展を行なったのもギャルソンの青山本店であり、その後も定期的に協業を行なっていた事実からも、キャリア云々問わず、川久保が清野の写真を評価していたことは事実です。本DMは、ギャルソンのニューヨーク店から現地のギャラリーへ送られた形跡があり、郵便の消印は1999年7月20日。『Sign of Life』以前であり、2000年代の『Sign of Life』へと続く清野のキャリア初期90年代の貴重な図版12点を収録。川久保玲と清野賀子の貴重なコラボレーションの軌跡でもあります。