Google Translate
アメリカを代表するフォトグラファーで映画監督でもあるラリー・クラークの作品集『ティーンエイジ ラスト (Signed)』。「バイオレンス」「ドラッグ」「セックス」。。。表面化されることがタブーであったような時代に、このような刺激的な内容をストレートに表現してきたクラーク。それは自身の人生とも重なり、ティーンエイジャーたちの心情を偽りなく、真っ直ぐに描写してきたからこそ、受け入れられてきました。おそらくは周辺からはかなりの反発もあったでしょう。大人や教師たちに抑圧されてきたような現実に、リアルに表世界で伝え続けてきたクラークのスタイルは、やがて写真から映画へと移り、2000年以降は映画の制作やカルチャー・ブランドとのコラボでも話題になることが多いです。本書は、83年発表の2作目でクラーク自身の自叙伝的な一冊。上述したようなティーンエイジャーたちの苦悩や葛藤を、自身のバイオグラフィーと重ね合わせて描写した屈指の傑作。尚、こちらは97年にタカイシイより刊行された復刻・日本語版。写真家サイン入り。
<Related Artists>Larry Clark
<Condition> 本体:カバー少ヨゴレ・少イタミ
本体:天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ