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日本の写真家・鷹野隆大の写真集『ぱらぱら / ParaPara(Signed)』。1980年代半ば、早稲田大学政経学部時代に知人による舞台撮影の依頼をきっかけに本格的に写真を開始。90年代より個展で作品を発表。男性のヌードやジェンダーの美、さらには毎日欠かさず続けているというありきたりの日常のスナップ「毎日撮影」など、一般的には「美しくない」「何も感じない」と思われるようなところに、新たな視座を与えるような事実を写真表現を通じて行い続けており、感性のみならず非常にロジカルな面も合わせ持つインテリジェントな鷹野隆大。本書は、2006年に木村伊兵衛写真賞の授与を機に行われた展示の際に、100部限定で刊行された作品集。男性が服を脱ぎ、セミヌードとなっていく様を、ぱらぱらとページを捲ることで露わになっていく仕様。中央部にハトメがなされ、両サイドをめくりながら見るユニークなデザイン。エディションナンバー入り。写真家サイン入り。