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日本の女性写真家山上純子の写真集「I'm home」。山上は、1957年に横浜に生まれ、1980年に東京綜合写真専門学校を卒業、以降はPGI等で数回のエキシビジョンを開催した以外には、目立った活動経歴はないようですが、80年代後半にかけて、ビジュアルおよびパフォーミング・アーツの分野における、アメリカとアジアおよびアジア諸国間の文化交流を支援する財団アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のフェローシップを受けて、ニューヨークを拠点にアメリカ全土を旅して撮影を行っています。本書は、その間に収録された図版で構成された一冊ですが、序文が巨匠ロバート・フランク(Robert Frank)。「スミコ、私は君の写真が好きだ-それは君から届いた想い出、君の想い出、そして私たちの・・・」。フランクを始め、アメリカを捉え続けたきたリー・フリードランダーやダイアン・アーバスらを想起させるほどの「アメリカの多面性・多様性」が凝縮された奥深い図版の数々に魅了されます。