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戦後の日本を代表するいけばな作家で、華道家・芸術家として活躍していたアーティスト、中川幸夫(1923-2021)の作品集『はながらす(Signed)』。伝統的な華道の枠にとらわれない独自のスタイルを確立し、花を素材として大胆で革新的な作品を数多く生み出してきた中川ですが、それは、単なる装飾としてではなく、自然との対話を通じて、深い哲学的な意味を持つものであり、また作品を通じて、自然と人間の関係や、美の本質について考えるきっかけを与えてくれるものでした。また、花器を花と同様の重要素材として捉え、自身でガラスを用いた「はながらす」と呼ばれる器も残してきており、本書では44点のガラス作品が紹介されています。アーティストサイン入り。