ダンス・ハプニング 1961年6月 / Dance Happening June 1961

William Klein

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本書は、20世紀を代表する写真家のひとりであるウィリアム・クラインが、1961年8月の日本滞在時に撮影したイメージで構成された作品集『ダンス・ハプニング 1961年6月 / Dance Happening June 1961』。土方巽、大野一雄、大野慶人という後に偉大なアーティストとなった舞踏家たちが、稽古場に撮影にきて欲しい、と依頼したことがきっかけで訪れたクライン。しかし、稽古を見てもあまりピンと来ず、路上に繰り出すことを提案。そして、前代未聞の完全即興ハプニングが始まったのです。目黒の稽古場から新橋・銀座と場を移し、大小のストリートや駅構内。そこを歩きながらパフォーマンスを繰り広げる彼らを、クラインも反射的にカメラで捉えます。とても「ダンサー」には見えなかった男たちが、即興で繰り広げたハプニングに対して、言葉もわからないクラインが見事に反応し、新たな化学反応が起こります。そんな1日の流れを時系列に紹介し、未発表含む500超のイメージで構成された一冊です。

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＜Condition＞ ケース・本体：縁極少イタミ