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スペインの写真家であるミゲル・トリロ(1953-)の作品集『La Primera Movida / Madrid in the Early 80s』。マドリードのサブカルチャー・シーンを語る上で、Alberto Garcia-Alixらとともに欠かせない存在であるミゲル・トリロ。1970年代より、音楽をバックグランドに、ロック・コンサート、ディスコ・パーティーを訪れる若者たちをカメラに収め、80年代以降のムーブメント「La Movida」、これはドラッグありセックスありのカウンター・カルチャー、抑圧された世界から解放された時の狂乱のごとく盛り上がり、その一連をカメラに収め、ミゲルは『ROCKOCO』という自費出版のタブロイドを通じて発表していました。本書では、そのROCKOCO全5冊のアーカイブを収録したほか、当時それらには発表できなかった未収録のイメージも新たに加えて一冊の本にまとめています。300ページを超える大著で、サブカル好きには大変おすすめの一冊です。