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本書は、1969年に刊行されたゲイリー・ウィノグランドの1st写真集『The Animals』の復刻版で、人間と動物の関係性を独自の視点で捉えた名作のひとつです。MoMA写真部門のキュレーターで多くの写真家の発掘に貢献してきたジョン・シャーカフスキー。彼が1967年に開催しその後の世界中の写真界の動向に大きな影響を与えた「ニュー・ドキュメンツ展」においてリー・フリードランダー、ダイアン・アーバス共に紹介されたのがゲイリー・ウィノグランドでした。パーソナルな視点による日常的・私的なドキュメンタリー写真の先駆けであり、ハンディカメラに広角レンズを使って撮影するスタイルの先駆者でもあります。