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アメリカを代表する写真家レオ・ルビンファインの写真集『A Map of the East』(邦訳:「東洋の地図」)。70年代後半から80年代にかけて、カラー写真表現の旗手として一躍注目され、20代後半にはメトロポリタン美術館、サンフランシスコ近代美術館でソロ・エキシビジョンを開催している実力派のフォトグラファー。また、類いまれなエッセイストとしても知られ、著名な写真家の作品・写真集の寄稿依頼も絶えないアーティストでもあります。本書は、日本語版も刊行されている作品集で、日本をはじめ中国、フィリピン、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマーなどを東アジアを旅したスナップ集。少年期は日本で過ごし、高度成長期の真っ只中を日本で暮らしていたルビンファインは、東松照明が沖縄から東南アジアへと導かれ『太陽の鉛筆』としてまとめたように、日本から始まった旅は、東アジアへとつながっていったのです。確かな技術によって捉えられた見事なスナップ集です。英語版。