Aus den Fugen

古屋 誠一 / Seiichi Furuya

SOLD OUT

Publisher/赤々舎

   Published/2007
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/183*245*10
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日本の写真家・古屋誠一の作品集『Aus den Fugen』。1985年に自ら命を絶った妻・クリスティーネとの記憶を通じて、自身の心と向き合い、その心情を写真を通して表現し続けてきた古屋誠一。そこには、当然ながら妻への深い愛情、死別という悲しみ、別れたものや不可視なものとの関係性の持ち方、さらには心情の表現方法など、「家族」「写真」というものについての多くのことを考えさせます。本書は、2007年に行われたエキシビジョンを機に刊行された写真集。ふたたび彼女を見失わないように、写真を通して現在から過去、過去から現在、そして現在から未来へと往来する古屋の姿を「脱臼した時間」と表現したのは本キュレーター・小原真史。以下、帯より「古屋は過去から未来へと澱みなく流れていく時間の中に死者を招き入れ、とりかえし難く過ぎ去ってしまった過去と新たに出会い直しながら、安定した現在時を脱臼させ続ける」。
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<Condition> ジャケット:少ヨゴレ・少イタミ、本体:経年並み
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