モノクローム / Monochrome（With OBI）

石内　都 / Miyako Ishiuchi

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日本を代表する写真家・石内都の写真集『モノクローム / Monochrome（With OBI）』。近年は「フリーダ・カーロ」を始め「ひろしま」さらには「幼き衣へ」「sa・bo・ten」など、対象を接写して、素材のテクスチャーまでを詳細に描写するスタイルで「カラー」作品が中心となっている石内都。しかし元来の石内といえば「モノクローム」。初期三部作の作品は、インクの匂いが伝わるかのような奥深いコントラストが大変印象的。撮影時の「生理的反応」を克明に記録しておくために、石内は自ら暗室にこもって作業を行いながら、自身の反応・感覚を昇華して「作品」として仕上げていきました。本書は、そんな石内のモノクロに対して綴られたエッセイ集。別紙「石内都のこと」（文・写真、荒木陽子）では、荒木経惟の妻・陽子が、メイクをした石内を撮影した（撮影指導・荒木経惟）異色のポートレートも収録されています。帯付。

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＜Condition＞ ジャケット・本体：経年並み