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アンリ・カルティエ-ブレッソン、ブラッサイらと並びフランスを代表する写真家ロベール・ドアノーの写真集「Doineau Renault」。本書は、1988年から89年にかけて行われたエキシビジョンに際し刊行された写真集で、ドアノーが1934年〜39年までフランスの自動車メーカー・ルノーに所属していた時代に撮影した工場・労働員・完成品・試乗・コマーシャル写真等が収録されています。プリントにこだわるあまり遅刻を重ねて、ついにはルノーをクビになってしまったドアノー初期時代の貴重な記録。人間に対する深い愛情とユーモア溢れる写真は当時から顕在。ルノーの代名詞であるダイヤのエンブレムを'ドアノーエンブレム'に仕立て、自動車メーカーらしい金属性スリップケースに収納、力強いレッド色にまとめたデザインも魅力的です。