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日本を代表するフォトグラファーである鈴木親の作品集『Shapes of Blooming』。1990年代の新しいファッション・サブカルチャーのムーブメントから生まれた、エレン・フライスとオリヴィエ・ザームによる『Purple』や、ファッション・レジェンド林文浩による『Dune』といった雑誌を彩るアーティストやフォトグラファーの一人であった鈴木親。Anders Edstromが「美しい」と評した鈴木の写真。Edstromの感性に信頼を寄せていたエレンは、Purple Fiction #3より鈴木を起用し、その後の活躍は周知の通り。数々のエディトリアルで鈴木は登場し、また林のDUNEでも数多く紹介され、90年代〜00年代、マルジェラらが登場し、ティルマンスらスターが生まれた「ファッションとアートの新時代」の潮流を真っ只中で触れ、その世界から新たなイメージを創出してきたフォトグラファーです。海外でも培った品のあるイメージは現代でも高い評価を受けておりますが、本書では現代美術家・ソフィカルらのポートレートから、時折花や街の風景の断片をとらえたイメージを織り交ぜた美しい図版の数々が収録されています。