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日本の写真家、荒木経惟の妻として知られる荒木陽子の著作集『愛情生活(Signed)』。務めていた電通で荒木と出会い、1971年に結婚。2人の新婚旅行を記録した『センチメンタルな旅』は荒木の傑作として現在も知られていますが、1990年に42歳で亡くなっています。「私を写真家にしてくれたのはヨーコだった」と荒木が述べているように、写真家に寄り添い、その創作をサポートしたのが陽子でした。本書は、85年に末井昭が在籍した白夜書房より刊行された荒木陽子によるエッセイ集で、荒木との「愛情生活」とその日常が赤裸々に綴られた一冊。変態荒木を支えた妻も個性的である種変態です。すでに文庫増補版も刊行されていますが、こちらは初版本。また、大変貴重な荒木陽子による謹呈署名入り。