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20世紀を代表するフォトグラファー、荒木経惟の作品集『Viaggio Sentimentale』。今でこそ日本のみならず、欧米さらにはアジア諸国でも荒木のエキシビジョンは行われていますが、本書が刊行された2000年頃はまだまだ一般的ではありませんでした。こちらはイタリア・プラートにある美術センターで行われた個展時に刊行された大判の作品集。タイトルを英訳すると『Sentimental Journey』。つまりは荒木の代名詞とも言える「センチメンタルな旅」。80年代から90年代に撮影されたイメージが中心のようですが、レイアウトやシークエンスが日本とは異なる感性で面白いです。英伊併記。