The Last Son

Jim Goldberg

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現代アメリカを代表する写真家のひとりであるジム・ゴールドバーグの作品集『The Last Son』。サンフランシスコ・アート・インスティチュートでは、コンセプチュアル・フォトグラファーとして著名なラリー・サルタンと学び、10代の若者たちをドキュメントした代表作『Raised by Wolves』や、サンフランシスコの貧困層及び富裕層らを撮影したポートレートと、その被写体直筆のテキストを添えた『Rich and Poor』は写真史に名を刻む名作と評されています。2002年にマグナム・フォトのメンバーとなっており、その実力は折り紙付き。写真やテキストを、時にコラージュのごとく織り交ぜたユニークな編集が特徴的で、こちらもその類の一冊。キャンディの卸売店を営む父の末っ子（last son）として生まれたジムは、過去の写真やテキストなどをモンタージュにして、父との無言の会話を繰り返し、自問自答と自己形成へと育んだユニークな一冊。スーパーラボからの刊行です。

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＜Condition＞ ジャケット・本体：経年並み