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アメリカの写真家であるポール・ジャスミン(1935-)の作品集『Lost Angels』。若き日は画家を志して世界を旅し、ハリウッドでは俳優の経験もあるジャスミンは、ニューヨークでイラストレーターとして活躍し、そこで長年の友人となるブルース・ウェーバーに写真家になることを勧められます(イラスト作成前に撮影したイメージにブルースが惚れ込んだそう)。その後はコマーシャルの世界やセレブリティのポートレートなどで名を馳せました。また、ロサンゼルスの美術学校で20年以上もの間写真の教授を務め、その生徒にはあのソフィア・コッポラもいます。ソフィアは、学生時代にたくさんのインスパイアをジャスミンから得たと語っており、本書でもその魅力を序文に綴っています。デビッド・アームストロングらとも通じる若者たちの夢や希望、そして人間の思考や美しさを写し出すジャスミンのイメージに魅せられるカラー図版による一冊です。ブルース・ウェーバーによるテキストも収録。ブックデザインはウェーバーの盟友でもあるディミトリ・リヴァス。