Google Translate
イスラエル出身のアメリカ人写真家マイケル・アッカーマンの写真集『Fiction』。テルアビブに生まれ少年時代にニューヨークに移住し、ストリート写真を撮りながら写真を学んでいった自称アメリカン人・アッカーマン。現在はベルリンやワルシャワを拠点に世界を股にかけて活躍、これまでに刊行された3冊の写真集は、すべてフランスの名門出版社delpireからで、その実力は折り紙付き。1999年に刊行されたインド・ベナレスのヒンズー教徒の日常を捉えた『End time city』はナダール賞を受賞、本書は2001年発表の2nd写真集。アメリカ・ヨーロッパの主にストリートで捉えられたスナップで構成されています。クリアな図版は皆無、ブレやボケを多用しつつ光と影のコントラスト・リフレクション、及びシークエンスを効果的に用いて、都市に潜む様々なドラマを描写したアッカーマンによるビジュアル・ストーリー。テキストはフランス語。