Ruskaia

Luc Choquer

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フランスの写真家リュック・ショケの写真集『Ruskaia』。1952年生まれのショケは、ロバート・フランク、ウィリアム・クライン、ダイアン・アーバスといった50年代後半から〜70年代にかけて活躍したアメリカの写真家に多大なる影響を受け、28歳の時に写真家になることを決意します。30代になるとジャーナリストまたマリー・クレール等の雑誌媒体で活躍し頭角を表し始めます。フラッシュを効果的に用いたカラー図版によるポートレート作品が有名で、ジャーナリズム性もふまえたユニークなアプローチに定評のある写真家です。1989年にクロード・ノリのContrejourより刊行されたファーストブック『Planete France』は、故郷「フランス」で撮影されたイメージで構成されていますが、こちらは「ロシア」をモチーフにした一冊。カラーのスナップやポートレートが素晴らしく、テキストや折込ページを織り交ぜたブックデザインも洒落ています。

＜Related Artists＞ Carl De Keyzer、Luc Choquer
＜Condition＞ ジャケット：少イタミ、本体：天少ヨゴレ