Transparencies Small Camera Works 1971-1979

Stephen Shore

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現代アメリカを代表する写真家のひとりであるスティーヴン・ショアー（1947-）の作品集『Transparencies Small Camera Works 1971-1979』。MoMAの写真部長であったエドワード・スタイケンに早くからその才能を見出され、14歳の時にはMoMAがショアの作品を購入して、23歳ではメトロポリタン美術館でエキシビジョンが開催された天才。さらに17歳の時には、アンディ・ウォーホルに認められて、ファクトリーにも出入りしていました。ウィリアム・エグルストンやジョエル・マイロウィッツらと並んで、カラー写真のパイオニアとして知られるショアーは、『Uncommon Places』（1983）、『American Surfaces』（1998）などが代表作として挙げられ、伝統的なロードトリップのスタイルを継承しつつ、独自のカラーの世界を確立した、戦後アメリカ写真の先導者のひとりです。こちらは、大判カメラで撮影していたUncommon Places創作時に、携行していた小型カメラで撮影されたイメージで構成された作品集。Uncommon...よりも親密で、パーソナルな視点から捉えられた図版の数々から、代表作のイメージを新たに再構築するものでもあります。

＜Related Artists＞ Stephen Shore、William Eggleston
＜Condition＞ 本体：経年並み