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20世紀を代表する写真家のひとりであるジョゼフ・クーデルカの作品集。こちらは2013年から14年にかけて東京国立近代美術館で行われたエキシビジョンを機に刊行されたカタログ作品集。初期は、劇場・演劇写真に取り組み、その独創的なアプローチで評価を高めつつ、並行して行っていたチェコ国内のジプシーの居留地での活動で実力を身につけ、その一連は1968年の「プラハの春」(当時は匿名で紹介されて、ロバート・キャパ賞を授与)で結実します。以降亡命者となってからは、ヨーロッパ各国を旅しながら撮影を続け「Exils / Exiles」として発表、さらには「Chaos」や「Wall」などに見られるパノラマによるランドスケープなどを発表。その地位を確固たるものとしました。本書は、2013年から14年にかけて東京国立近代美術館で行われたエキシビジョンを機に刊行されたカタログ作品集。上述した作品が時系列で紹介されています。