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本書は、2006年から07年にかけて、チェコのプラハ装飾芸術美術館 (Museum of Decorative Arts in Prague)で行われたエキシビジョンを機に刊行されたカタログ『Druzstevni Prace - Sutnar Sudek 』。「Druzstevni Prace」を訳すと「Cooperative work = 共同作業」になり、チェコが誇るデザイナーで、同国の戦前からのアーツ&クラフト運動の中心であり、伝道師であったラディスラフ・ストナー(Sutnar)と、日本でも大変人気が高い写真家ヨゼフ・スデク(Sudek)の共同作業が紹介されています。欧米のデザイン論を学びながらも、チェコ独自のアヴァンギャルドなデザインの礎を築いたストナーは、コマーシャルワークに用いる写真イメージの多くをスデクに依頼しており、ガラスのスティルライフの名作などはこのコラボから生まれています。チェコ語メインですが、英訳付きのブックレットも付属します。