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日本の女性写真家である内田京子の作品集『ダーク・ライト / Dark Light』。中学時代は石膏デッサンを、高校時代は裸婦デッサン・自画像を学び、桑沢デザイン研究所でデザインを学んだ後、東京綜合写真専門学校に進んで写真を学びました。美術学生時代からの自画像の制作が、写真学生となってからはセルフ・ポートレートという形態に変わり、それは内田のライフワークとなっていったのです。写真学校の先輩にあたり、旧知の仲であったという日本を代表する写真家・須田一政があとがきを綴っています。「…..萎れた植物、虫の死骸、剥がれた壁の塗装、死を含んだ小世界で身近なモノはことごとく精神化され、彼女の肉体のみが生々しく現実味を放っている.....」。今道子や安楽寺えみといった写真家の作品がお好きな方にはおすすめです。「第26回 写真の会賞受賞作品」。