うつくしい実験　ニューヨークとの50年

杉浦　邦恵 / Kunie Sugiura

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日本の女性写真家でアーティストである杉浦邦恵の作品集『うつくしい実験　ニューヨークとの50年』。1942年名古屋生まれ、20歳のときに単身渡米して、石元泰博も学んだ「シカゴ・アート・インスティテュート」に留学。当時の美術学校は、絵画や彫刻が主流。そんな時代から写真に興味を持ち、ウォーホルやラウシェンバーグらが、写真を用いた新たな美術表現に取り組み始めていたことにも影響を受けて、杉浦はオリジナリティーを追求。卒業後はニューヨークを拠点に起きながら、絵画のようにカンヴァスやアクリル絵具を用いたり、絵画と写真を並べて融合させたり、いわゆるフォトコラージュ、さらにはフォトグラムなどにも取り組むなど、その創造性はアメリカ国内でも高い評価を得ました。本書は、2018年の夏-秋にかけて、東京都写真美術館で行われたエキシビジョンを機に刊行されたカタログ作品集。時系列で杉浦の創作の軌跡がまとめられています。

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＜Condition＞ 本体：経年並み