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現代フィンランドを代表する写真家であるペンティ・サマラッティの作品集。京都現代美術館・何必館の梶川芳友がサマラッティの作品をコレクションすることを決め、そのセレクションや作家とのコンタクトは愛娘で学芸員の梶川由紀に任せ、2022年に当美術館でエキシビジョンが開催されました。梶川が懇意にしてきた巨匠アンリ・カルティエ-ブレッソンが、20世紀を代表する重要な写真家の一人に挙げていたというサマラッティ。実際に本人と会ってセレクションした由紀は、「謙虚」「静けさ」「繊細」「奥深い」と彼の写真を評します。被写体のありままの姿・美しさを伝える静謐なサマラッティの写真の魅力が堪能できる一冊です。