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日本の写真家渡辺克巳の写真集「新宿、インド、新宿」。街を彷徨いながら、3枚1組200円でポートレートを撮影するという流しの写真屋と呼ばれた渡辺克巳。60年代半ば頃から夜の新宿を歩き続け、ナイトワーカー、若者、浮浪者、同性愛者、不良、ヤクザといった人々をカメラに収め、たくさんのドラマが生まれた人生劇場・新宿に魅了された写真家。本書は、1968年から1981年までの初期時代に収められた新宿、1982年に自費で始めていったインド、そして中盤から後期にあたる1984年から2003年に撮影された新宿の図版で構成された一冊で、未公開写真が多数収録された作品集。自身による興味深いテキストに加え、森山大道や寺山修司の寄稿も掲載されています。