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戦後日本を代表する写真家のひとりである篠山紀信の作品集『アカルイハダカ(2004年12月1日)』。エロスなら荒木経惟、アートなら森山大道、コマーシャルなら篠山紀信と言われた時代もあったそうで、宮沢りえ、樋口可南子、高岡早紀といった女優のヌード作品が一般的には有名でもありますが、コマーシャル写真を極めたからこその芸術性も高く評価されています。荒木経惟の作品集のデザインを多数手がけた油谷勝海は、自著『パワー・デザイニング』(1984)で、『晴れた日 / A Fine Day』こそ写真集の教科書であると述べており、また同じく日本代表する写真家・中平卓馬も、篠山との共著『決闘写真論』等で、健康的かつ真っ直ぐな篠山の作品に敬意を示しています。本書は、2000年代初頭より『週刊ポスト』誌上で連載されたピュアなヌード「アカルイハダカ」シリーズからの一冊。