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日本を代表するアーティスト、村上隆による作品集『ふしぎの森のDOB君 / DOB in the Strange Forest(With Case)」。東京藝術大学では、日本画を専攻していた村上が、90年代初頭より現代美術家として活動を始め、その後コツコツと創作してきたキャラクター「DOB君」。本書は、99年4月にパルコギャラリーで行われた同名のエキシビジョンを機に刊行された作品集で、村上隆のファースト・ブックにあたります。DOBの語源は「ドボチテドボチテ、オシャマンベ」という、川崎のぼるの「いなかっぺ大将」と、偉大なるコメディアン由利徹によるまったく別々のフレーズを、無理矢理1つに合体させたギャグ・フレーズです。「モドキ」の「モドキ」が「オリジナル」になるようなリアル・クリエーションをベースに創り始めたDOB君は、次第に時代を反映して変幻する鏡となり、至っては村上隆の自画像のようなものともなりました。ビニールケース付属。