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日本の写真家である泉智と降矢徹のコラボレーション作品集『団地ノ写真(Signed)』。60年代後半~70年代以降より、爆発的に数が増えていった「団地」。東京郊外では「ニュータウン」という単語も生まれ、一時は抽選に当たるだけでもかなりの倍率であったとか。戦後日本を代表する写真家である深瀬昌久も、新婚当時まだ「洋子」が妻であった頃は、草加の松原団地に居を構え、部屋内や自宅周辺を舞台に数々の作品を残してきました。とはいえ、近年は一時のブームは過ぎ去り、今は地域によってはニューファミリー族よりも高齢者向けを中心にしているところも増えてきているようですが、こちらは「団地」にフォーカスしためずらしい一冊。モノクロの陰影、構図の切り取り方、歴史を帯びたテクスチャーなどに焦点があてられており、雰囲気がとても素敵です。150部限定。エディション・ナンバー入り。写真家サイン入り。