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ウクライナ出身のフォトグラファーVladyslav Krasnoshchokの作品集。2014年に首都キエフで行ったデモの様子を共著『Euromaidan』として発表し、話題になったVladyslav。本職は医療であり、2004年以降長年の間大学病院の救命医療で働きながらも、2008年頃より本格的に写真を始め、モノクロをベースとしたドキュメンタリー等を発表。以降は、グラフィックやイラスト、さらには彫刻など、写真という枠に留まらないアーティスト活動を行っています。こちらも異色作で、地元ハルキウの日曜朝に訪れたフリーマーケットで出会ったネガのアーカイブをベースに創作されたもので、タイトル「ネガは保存される」の通り、ネガから新たにプリントを施し、さらに自身の解釈を加えたアートワークを加え、写真がなくなればまたプリントをしてアートワークを加えるという作業を繰り返したそうです。写真の魂に達し、新たな生命を吹き込み、そして100年後にまたこれを見つけた誰かが、新たな命を吹き込むことを願って。玉手箱のようなデザインのボックスと収録された53枚カードからもそんな思いが伝わってきます。100部限定。エディションナンバー入り。写真家サイン入り。