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アメリカの写真家マイク・ブローディーの写真集『Tones of Dirt and Bone(Signed)』。1985年アリゾナ生まれのブローディーは、18歳時に彼女と旅した記憶が忘れられず、トレイン・ホッパーと化して、貨車を飛び乗ってアメリカ全土の旅を始めます。そこで出会ったスコッター、バガボンド、ホーボー、さらにはロックバンドマンやヴィーガンたちをポラロイドで撮影し「The Polaroid Kidd」と親しまれたブローディーは、以後数年の間に全米46州、170貨車、距離にして50000マイルの旅を重ねました。その記録としてまとめられたファースト写真集『A Period of Juvenile Prosperity』は4回の重版を重ね、写真家・ブローディーの名を確固たるものとしました。こちらはその後に刊行されたものですが、撮影されたのは2004年から2006年と、より初期の作品が収められており、ポラロイド・キッドのアーリーワーク集と言える一冊です。写真家サイン入り。