Uzura（Acceptable）

関口　隆史 / Takashi Sekiguchi

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日本の写真家・関口隆史の作品集『Uzura（Acceptable）』。かつて写真家の普後均は、フライパンを題材にした写真集『フライング　フライパン / Flying Frying Pan』を発表。様々な角度から油の張られたフライパンが撮影され、そこには神秘的な「宇宙」の世界が写し出されていました。フライパン一つで宇宙を描く写真家のユニークさに魅了されましたが、関口は「うずらの卵」をモチーフに「宇宙の世界」を描き出しました。ひとつとして同じ模様のないうずらの殻がシークエンスでレイアウトされている様、またクローズアップされたテクスチャーからは、リアルな星の姿を感じさせます。現代美術の要素を多分に含んだ写真が数多く生まれていた80年代らしい一冊。構成はお馴染みの小池一子で、編集は杉本博司のパートナーである銀座・ギャラリー小柳の小柳敦子。写真家サイン入り（但し謹呈消し跡）。

＜Related Artists＞ 普後　均 / Hitoshi Fugo
＜Condition＞ ジャケット：少ヨゴレ、本体：見返し謹呈消し跡