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アルメニア系アメリカ人の女性写真家であるダイアナ・マーコジアン(1989-)の作品集『Santa Barbara(Unopened)』。マグナム・フォト候補生であり、多方面から注目を集めていたマーコジアンによるデビューモノグラフです。旧ソビエト・モスクワに生まれ、幼少時にはアメリカに移住。コロンビア大学院でジャーナリズムを学び、20代前半よりフォト・ジャーナリストとして活躍。現代の女性らしい感性と優れたエディトリアル・ワークは、The New York Timesら各種有名誌でも度々取り上げられてきました。本書は、自身の母をモチーフにしたドキュメンタリーであり、アメリカで人気を誇ったメロドラマ「サンタバーバラ」と重ね合わせ、写真のみならず、画像・映像・ドローイング・テキストなどを巧みに織り交ぜたドキュメンタリーの新境地でもあります。移民の物語、母娘の関係性、そしてアメリカン・ドリームと、自身と家族の経験を通して様々な問題を投げかけた意欲作です。新品未開封。
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