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1975年に季刊雑誌として創刊した『無次元』の第1号・2号・3号の3冊セット。「強いてジャンルに固定することなく、美術・文学をはじめとして様々な分野にわたって人間の根源をさぐるユニークな表現媒体としてあり続けたい」と創刊の挨拶として綴られていますが、イラスト・詩・評論・短編小説・写真など、当時の新進気鋭のアーティストが共演しています。カバーイラストは、3号すべて横尾忠則が担当。また、田名網敬一・辰巳四郎・黒田征一郎らイラストレーター、吉増剛造・白石かずこといった詩人、さらには鈴木志郎康が担当した写真家との対談では「東松照明」「森山大道」「渡辺克巳」が登場。数枚の図版とともにインタビューが紹介されています。70年代らしい雰囲気に満ちた雑誌シリーズです。