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本書は、1996年に東京都写真美術館で行われたエキシビジョン『日本の写真 内なるかたち・外なるかたち』を機に刊行された3部構成のカタログ作品集。1980年代にその礎が出来上がり、1990年に一時施設として開館された日本発の総合写真美術館・東京都写真美術館。当美術館が80年代後半より収集をはじめ、本展までに約14,000点のオリジナル・プリントを中心とする作品資料が集められたそうで、その約7割が日本人の写真家によるものとのこと。その豊富な日本の写真コレクションの中から構成・展示されたという本展は、3部構成。写真渡来期から太平洋戦争が終結した1945年までを第1部、戦後の1950年代及び60-70年代を中心とした第2部、そして1980年代以降から1990年半ばまでを第3部としています。巻頭は、写真美術館の専門員(金子隆一ら)によるテキスト(英日併記)、巻中は作品図版、そして巻末は写真家の略歴及び作品のキャプションが記されています。(スリップケース欠)