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日本の写真家・緑川洋一の写真集『瀬戸内海 / Seto Island Sea』。地元・岡山で歯科医として働きながら写真撮影を続け、生涯アマチュア写真家を貫いた緑川洋一。眼前に広がる瀬戸内海のランドスケープを生涯に渡って撮影を続け、1962年に刊行された本書は、写真史家・金子隆一による『日本写真集史 1956-1986』でも取り上げられ、語り継がれる名作として評価されています。「海の表情」「灯台」「島の風物詩」「島とその周辺」「瀬戸の傷跡」「夜の海」の章別に、30年以上もの間撮りためたモノクロ・カラーを織り交ぜた美しい図版の数々。「色彩の魔術師」と評されたランドスケープ・フォトグラファーの魅力が堪能できる作品集。巻末には写真家自身による各作品毎の詳細な解説を収録。石元泰博による『シカゴ、シカゴ』を始め、数々の名作写真集を刊行している美術出版社からの一冊。ケース蓋付属。(The Japanese Photobook 1912–1990 収録)