アサヒカメラ1977年・全12号 +増刊号 / Asahi Camera All 12 issues + Special Issue 1977
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¥22,000(¥20,000 + tax)
Publisher/朝日新聞社
Published/1977
Format/ソフトカバー Pages/- Size/-
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本書は、カメラ雑誌『アサヒカメラ』の1977年1月号から12月号までの12冊+4月増刊号「現代の写真'77」の合計13冊のセット。やはりこの70年代半ばから後半にかけての顕著な動きとしては「カラー写真」による芸術表現の増加です。日本では東松照明が「沖縄」と「東南アジア」をモチーフにした『太陽の鉛筆 / The Pencil of the Sun,Okinawa & S.E.Asia』で鮮やかなカラーを提示し、エグルストンによる『William Eggleston's Guide』が1976年。篠山紀信も『晴れた日』『家』といった名作を残しています。本誌では、高梨豊が「佃島」「下谷」といった「下町」のカラーシリーズを定期的に発表して、同年に朝日新聞社より『町』として作品集にまとめています。その他には、沖縄写真のパイオニアで、伝説と化した写真集『パイヌカジ』を上梓している平良孝七が、同年第2回木村伊兵衛賞を受賞。アサヒカメラでは「パイヌカジ」のほか、「生まれじま山原」など数回誌面で平良の作品を発表しており、平良の名が全国区になった時代の貴重な作品の数々も収録されている1977年度シリーズです。