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ドイツに生まれイギリスを拠点に活躍する写真家ヴォルフガング・ティルマンスの写真集『Fespa Digital / Fruit Logistica』。1990年代より雑誌「i-D」や「Interview」で注目を集め、2000年には権威あるターナー賞を受賞。ロンドンで触発されたユースカルチャーや、独自の視点とセンスによって切り取られた日常の断片描写の枠を超えて、現在ではフィルム制作、インスタレーション、アブストラクトなファイン・アート等、領域を拡げて活躍を続けるアーティスト・ティルマンス。身近な題材を新たな視点で切り取った作風は、リアル・クローズなトレンドと相まって、ファッショニスタからも高い支持を受け続けています。本書はデジタルプリントのフェア「Fespa Digital」と、国際青果見本市の「Fruit Logistica」で撮影された図版で構成された一冊で、人工物と生鮮品の質感・カラーのコントラストがユニークな作品集です。